東京デザインウィークの惨劇

今回、東京デザインウィークというアートイベントでの事故で幼い命が失われてしまいました。

東京デザインウイークといえば、僕的には日本国内において、成功しているアートイベントとして僕自身も10年前に行政の視察された方々の報告を受け、足を幾度も運んでいるイベントで、今年もイベント内での卓球イベントに顔を出しておりました。

僕自身、クリエイターでありますが、2004年からは学生や若手のクリエイターの育成などを含め、キュレーターまたはプロデューサーとして多くのアート系のイベントをおこなってきました。それ故、今回起こってしまった事故に関しては本当に悲しく、胸がつまる思いです。また同じ子どもをもつ親として、ご遺族の方の心中を考えると言葉がありません。

きっと日本国内で同じようにアート系イベントをおこなっている方々が僕と同じ感情を抱いていると思います。

事故などに関する管理責任の甘さというものを、打ち付けられた思いです。僕が今まで携わってきたイベントも規模の大小はありますが、三位一体で教育機関が加わるものも少なくありません。現在も進行形にておこなっています。

過去のイベントで事務局長として携わってきたときに、全体の流れの中で作家の作品に対しての危険性などは作家を信じていたり、それを作家に委ねている感があったと思っています。ましてや学生の作品に関しては、本来はプロの作家以上に運営側として危険管理を含めサポートしなければならないのかもしれませんが、それは学校側に任せていたように思います。

これは決してクリエイティブ業界だけでないと思いますが、学生の作品はプロと異なり、経験値も少ないのですが、荒削りだったり、大胆な発想をもっていたりします。そこにプロには思いつかないようなものが生まれてきたりもします。しかしながら、やはり経験値の少ない部分はまわりの大人がしっかりとサポートしなくてはならないことを痛感しました。

今回の事故は決して他人事ではないと思っています。東京デザインウイークにて、このような悲しい事故が起こってしまいましたが、自分のイベントではたまたま10年以上起こらなかっただけなのかもしれません。

この事故を期に、安全管理に対しての認識を多くのアートイベントに携わる方々の認識が強化されることを願います。中には当然表現の自由が優先という方もいるかもしれませんが、そんなのは僕的にはくそ食らえです。

健仁君のご冥福を心からお祈り申し上げます。

 

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